復興デザイン会議 第2回全国大会
ポストコロナの都市像を描く
-現場・規範・理論-
COVID-19 の感染拡大下において, 既に, 働き方, 暮らし方, 文化活動, 社会サービスや情報, 移動が, 長い時間の中で私たちが形成してきた従前の形を変えつつある. このような変化は、IT 技術の発展に加え, 人口減少や高齢化, 縮退局面の時代にあることとも無関係ではないだろう. また東日本大震災から 10 年目を迎えようとする中, 南海トラフ地震や首都直下地震の事前復興に向けた接続点を見出し, ウイルスとともに歩まざるを得ない私たち自身の未来に向けて,次の都市像を描くことはできるだろうか.
自らに向けた問いを更新し続けながら,傷ついた地域に踏みとどまり, 復興の現場で格闘を続ける実践者と,長い時間,災害と地域の営みの機構・規範の解明に取り組む続ける研究者が,互いに向き合い,自らの取り組みをもとに,分野や立場を超えた議論を徹底的に行うこと,そのことによって,来るべき巨大災害と常態化する地域の危機の解決と復興に向けた理論の構築・知見の体系化を行うこと,その推進のための実践的な研究者と実践者のネットワーク構築を目指して,復興計画デザイン会議の第二回全国大会を,ここに開催します.
2020年12月5日(土)、6日(日)
オンライン開催
※東京大学内で開催する講演等を配信(一部の登壇者のみ)
[リーフレット]
12月5日(土)
09:00-11:00 開会・U30復興デザインコンペ公開審査会 [一次審査の結果]
開会挨拶 原田昇(復興デザイン会議会長)
審査委員長 内藤廣(建築家)
審査副委員長 宮城俊作(ランドスケープデザイナー)
審査委員 乾久美子(建築家)、髙橋一平(建築家)、千葉学(建築家)
野原卓(都市計画)、羽藤英二(社会基盤)
12:15-13:45 防災地理部 私たちのまちと事前復興を考える [活動記録]
愛光高等学校
今治北高等学校 大三島分校
今治西高等学校 伯方分校
宇和島東高等学校
八幡浜高等学校
三崎高等学校
コーディネート:小関玲奈(東京大学)
13:50-15:45 U-30 復興デザインコンペ 公開審査会・表彰
16:00-17:00 基調講演 影治 信良(徳島県 美波町長)「美波町の事前復興の現場から」
討議者:野本 粋浩(国土交通省 四国地方整備局)、小野 悠(豊橋技術科学大学)
17:00-18:30 セッション1:Habitat Recovery from Disasters/災害からの人間居住の復興を考える ※言語:英語
Paola Rizzi(サッサリ大学)
Dastid Ferati(東京大学)
Maki Morikawa/森川真樹(ポリス大学)
コーディネート:Tomoyuki Mashiko/益子智之(早稲田大学)
18:45-19:40 研究論文部門/政策・計画・設計部門 表彰式 [審査結果]
19:40-20:30 オンライン懇親会 ※表彰式終了後に実施
挨拶:小川紀一朗(アジア航測株式会社)
12月6日(日)
09:00-10:30 若手・学生による復興デザイン研究報告 [梗概集]
赤松 一澄(広島大学)
渡邉 萌(熊本大学)
大津山 堅介(東京大学)
磯村 和樹(ひょうご震災記念21世紀研究機構)
10:30-12:00 セッション2:首都大災害,いかに備え,いかに復旧するか
目黒公郎(東京大学)
廣井悠(東京大学)
佐藤伸朗(東京都公園協会)
野村文彦(国土交通省)
コーディネート:浦田淳司(東京大学)
12:40-13:25 U30復興デザイントーク
コーディネート:井本佐保里(日本大学)
13:30-14:30 基調講演 佐藤滋(早稲田大学都市・地域研究所)
「復興デザインにおける理論と実践 福島県浪江町におけるまちづくりNPO新町なみえとの協働の現場から」
コーディネート:井本佐保里(日本大学)
14:30-16:00 セッション3:重ね合わせの復興計画、現場での実践と理論化に向けて
岡村仁(株式会社KAP)
江川直樹(関西大学)
益尾孝祐(愛知工業大学/アルセッド建築研究所)
菊池雅彦(国土交通省)
コーディネート:芝原貴史(東京大学)
16:15-17:45 「全体フォーラム:各地域の現場から」
コーディネート:羽藤英二(東京大学)、小野田泰明(東北大学)、円山琢也(熊本大学)、渡邉萌(熊本大学)
17:45-17:50 閉会
おわりに:來山 尚義(復建調査設計株式会社)
開催方法 :オンライン配信/参加費無料(参加無料)
開催方法 :下記Googleフォームにてお申し込みください(12/4.正午まで)。後ほど視聴用URLをお送りいたします。
主催 :復興デザイン会議
お問合せ:redesign.alliance[at]gmail.com(担当:萩原)([at] を@ に置き換えてください)
若手・学生による復興デザイン研究発表者募集 →募集は終了しました
募集件数:4件程度
発表日時:2020年12月6日(日)午前を予定。
報告時間:発表12分、質疑:8分(予定)
報告内容:復興デザインに関する研究で、建築・都市・土木分野を中心に、復興に関わる研究を幅広く募集します。発表と議論を通じて、ご自身の研究を発展させていただくことを目的としています。
報告方法:ウェブ会議システム(zoom等)の利用を予定(※変更の場合あり)
研究発表応募要領
1.応募資格:
2020年4月1日時点で、学生(大学生、大学院生)または若手研究者(ポスドク研究員・助教等)
2.申し込み方法:
・研究梗概(指定書式:A4用紙2ページ)を作成し、PDFで下記申込先にメールにてお申し込みください。
・応募メールには、発表者予定者の①氏名、②生年月日、③所属(大学所属の場合、学科・専攻まで)、④職位/学年、⑤専門分野をご記載ください。
・応募締め切り:2020年11月2日(月)
3.申し込み・問合せ先
hagiwara[a]bin.t.u-tokyo.ac.jp([a]を@に変換してください。)
復興デザイン会議事務局 萩原(東京大学)
4.その他:
・ウェブ会議システムを通じての発表を予定しています(変更の可能性あり)。インターネットへの接続環境、通信機器等が必要となる点、あらかじめご了承ください。
・研究発表の日時、当日配布資料、使用機器、要旨の会誌掲載については採用後、追って事務局からご連絡いたします。
・発表採否は、研究梗概等をもとに復興デザイン会議における審査の上で決定します。ご希望に添えないこともございますので、ご承知おきください。採否通知は応募締切から1週間後程度を予定しています。
・研究報告は、発表の採否に拘わらず、第2回復興デザイン会議全国大会における配布や復興デザイン会議ホームページでの掲載を予定しております。
5.応募書式等:以下より、ダウンロードしてください。
研究梗概書式